

カフェイン除去プロセス
について
日本でカフェイン除去を可能に
した、
“超臨界二酸化炭素抽出法”
デカフェは生活にうまく取り入れれば、メリハリのある生活を送ることができます。自らの意思でカフェインの摂取量をコントロールすることで、夜眠る時の寝つきが良くなるなど、健康にプラスな影響を期待することができます。不意な生理現象に困らないよう「今はデカフェにしておこう」とコントロールして、カフェインと上手に付き合っていくことが大切です。ケー・イー・シーグループでは、デカフェコーヒーを通じてカフェインコントロールによる生活の質向上を提案しています。



このプロセスでは従来法の課題を解決するため、どの工程でも一切薬品を使わずに、人にも環境にも優しい水と二酸化炭素のみを用いて、コーヒー生豆からカフェインを除去します。また、日本で流通するデカフェ豆は大半が輸入品であったため、輸送・保管中の劣化が懸念されていました。しかしこの超臨界技術によるプロセスは国内処理のため、デカフェ処理から焙煎までの期間を短縮でき、新鮮な状態を維持したまま提供することが可能となりました。
これらの特徴から、安心安全で環境に優しいこのプロセスを、「GREEN DECAF PROCESS™」と名付けました。
GREEN DECAF PROCESS™ ロゴマーク
GREEN DECAF PROCESS™の特徴
- 薬品を一切使わず、人と環境に優しい水と二酸化炭素のみでカフェインを除去
- 環境に配慮し、使用する二酸化炭素は工場内で循環し再利用
- 国内処理のためトレーサビリティが明確
- デカフェ処理から焙煎までの期間を短縮し新鮮な状態で提供が可能
GREEN DECAF PROCESS™の流れ


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1湿潤工程
カフェインを抽出しやすくするため、コーヒー生豆に水を加えます。
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2抽出工程
温度と圧力をかけて超臨界状態にした二酸化炭素をコーヒー生豆に接触させ、カフェインを抽出します。その後、二酸化炭素からカフェインを除去し、二酸化炭素を再利用することで、環境負荷を抑えています。
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3乾燥工程
最終工程として、デカフェ処理されたコーヒー生豆を原料と同じ程度まで乾燥させます。
環境に配慮されたデカフェプロセスで安心安全を届ける


デカフェ処理に使用する二酸化炭素は、近隣の石油化学プラント等から排出されるものを食品添加物グレードに精製し有効活用しています。さらにデカフェ工場においても二酸化炭素を循環して使用するため、その排出量は少なく、国際目標SDGsの意図に沿った環境に優しいプロセスとなっています。私たちはこれからも超臨界技術を最大限に活かし、すべての工程で一切妥協しない「本物のメイドインジャパン」を追求することで、安心・安全な商品を提供できるよう努めて参ります。